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ニームケーキ、ニームオイルを使った農業:松本市波田地区
7月24日、松本市波田のすいかなど幅広く農業を営まれている方を訪問しました。
丁度、インドネシアのパプア州政府の職員が弊社を訪問していましたので、パプア州における農業政策、農産物品質向上の参考になると思い同行させました。
昨年より、ニームオイルを農薬の代替に、そしてニームケーキをすいかなどの品質向上に使用されています。
先ず、取れたてのすいかをご馳走になりました。
すいかの中心部の糖度は13.8、糖度が下がる周辺部でも12.4もあり、非常に高品質。
(ちなみに、JAを通じて共同出荷するすいかの糖度はせいぜい12程度)
すいか栽培には、土壌改善と肥料、病害虫忌避を兼ねてニームケーキを冬と春に与えており、減農薬達成のためにニームオイルを散布しています。
この農家では、自宅で栽培するあらゆる作物にニームケーキやニームオイルを使用しています。
ブルーベリー、トマト、りんご、すもも、なし、うど等々。
土壌の品質改善が農薬もつに対して絶大なる効果を上げているようです。
特にブルーベリーは、実が大きく着き過ぎて枝が折れてしまうほどです。
ブルーベリーや露地栽培のトマトを頂きましたが、非常に果実独特の風味があり美味しい。
ニームケーキは、農作物連作による土壌の質低下を改善するために、肥料として、土中の線虫や糸状菌の処理に有益と思われます。
農作物収穫後の秋~冬に一度与え、春先の苗等を植える時期に与えると良いようです。
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