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健康産業流通新聞
インドネシア原産赤ショウガとポンツクショウガ紹介
健康産業流通新聞の紹介(令和7年4月10日号)
健康食品として変わらぬ人気のショウガ類の中でも、特に注目されるのが原産地である熱帯国のショウガです。
日本のショウガは熱帯アジア、特にインドネシア原産のものが日本に導入され栽培されています。
しかし、日本の温帯気候や四期による気候により、高品質の栽培には限界があり有用成分・栄養成分には熱帯国産に比較し劣ることが知られています。
弊社が取り扱う2種類のショウガ、赤ショウガとポンツクショウガ(インドネシア名:Bengle, Bangle, 俗名ジャワショウガ)が紹介されました。
赤ショウガ
赤ショウガ(インドネシア名:Jahe merah)は、学名はショウガ(Zingiber officinale)に含まれる。
M&KとMOUで共同研究を行っているインドネシア工業省研究所CABIがインドネシア産ショウガから新たに分類した2種類(他は白ショウガJahe emprit)の一つである。
赤ショウガの特に辛味成分についてはCABI研究所の研究によると、通常日本でも栽培されるショウガ(インドネシア名:Jahe gajya)より辛味成分が多いこと、独自の精力増強作用成分を含んでいることを明らかにしています。
それによって、赤ショウガは10数年前よりインドネシア全国で栽培が開始されたものです。
赤ショウガの辛味・温熱成分は非常に高濃度に含まれ、機能性表示成分は赤ショウガから抽出されているようです(こちらへ)。
乾燥根茎 | 粉末 | |
精油 | 3.2 mL/100g | 1.4 mL/100g |
6-ショウガオール | 49 mg/100g | 210 mg/100g |
6-ジンゲオール | 620 mg/100g | 900 mg/100g |
(財)日本食品分析センター
6‐ジンゲオールには自己免疫疾患であるAPS(抗リン脂質抗体症候群、Antiphospholipid Syndrome)に有効であることが報告されています。
立命館大学は、インドネシア産赤ショウガの分析により体温上昇作用の新規物質を確認しています。
M&Kは、これらの理由から商品開発の利便性や現代的な健康食品である抽出・濃縮のサプリではなく、有用植物全体の栄養機能性成分を天然物全体を施主することが妥当であると考えています。
インドネシア原産ポンツクショウガ
非常に新規なインドネシアの伝承医薬品ジャムゥとして使用されている熱帯薬用植物です。
英名でBengal rootと呼ばれるまだ日本ではなじみのない健康食品です。
インドネシア、伝承医薬品ジャムゥとしての使用1)
魚の目、胼胝、肥満、頭痛、便秘、風邪、腹痛、黄疸痙攣、リュウマチなどに使用され、血液浄化作用がある。
数々のジャムゥ処方に使用されているが、婦人科や産科領域で汎用されている。
1女性用健康増進ジャムゥ Galian singset
初潮の時とその1週後、美しい女性、筋肉が引き締まった肢体になりたいときに服用。
2頭部温湿布用ジャムゥ Pilis hangat
身体を暖めるためには、午後に根茎を額に貼り付けます。
外用使用となります。
3産後の健康回復と乳汁分泌促進ジャムゥ Parem uyup
産後に服用すれば乳汁分泌促進や健康回復が得られる。
授乳中は毎日服用する。
月経困難症にも効果があるようです。
4一般人の健康増進ジャムゥ Jamu pahit
他のジャムゥ素材に加えて服用し、一般人の健康増進や糖尿病患者の健康回復に用いる。
これ以外に日本での研究により、
脳機能改善作用
脳神経細胞の分化誘導効果
神経突起伸展促進効果
脳神経新生促進効果
アルツハイマー型認知症発症抑制効果
学習能力、記憶力改善効果
軽度認知障害改善効果
があることが報告され、80歳以上では3人に1人は認知症に陥るという現実に対して高齢者には是非摂取して頂きたいものです。
これについても、現代科学は完璧でありませんので、抽出・濃縮によるサプリ形態ではなく、ナチュラルな全体を摂取する方が良いと思われます。
M&KのOEM商品
赤ショウガ、ポンツクショウガとも粉末の商品をOEM商品としてご提供しています。
お問合せ先
(株)エムケーラボラトリーズ
電話:0263-26-7588, ファックス:o263-26-7518
メール:thisismk@po.mcci.or,jp
mk-info@thisismk.co.jp
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