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抗がん作用:インドネシア原産バンガジュツ

2023年06月27日 15:33 | コメント/トラックバック (0)

インドネシア原産バンガジュツ
日本では知られていない驚くべき抗がん効果

インドネシアでの伝承使用
インドネシア伝承医薬品ジャムゥや民間伝承的にバンガジュツは多くの目的に使用されています。
*女性用健康増進の Galian peturi Jenitri処方
*第二次性徴を美しく発達
*抑うつ症
*胸やけ
*腹痛
*下痢
*赤痢
*腸内寄生虫
*関節痛
*風邪
*肥満
*皮膚損傷、火傷(局所塗布)
*産後の体調改善
*腫瘍
*小球部の澱粉を食用、化粧品

バンガジュツ根茎成分
根茎成分として、多くのものが報告されています。

6-acetylzeylenol, cyclohexanベンゾイル誘導体、crotepoxide, sakicin誘導体, flavonoids, chalcone, crotepoxide, quercetin, falanol, beta-sitosterol, stigmasterolなど.

薬理作用
抗腫瘍効果、抗菌作用、抗酸化作用、抗血小板凝集作用、抗炎症作用, 寄生虫駆除などに関する報告があります。

特にこれらの作用noookuha, 主要成分のクロテポキシド(Crotepoxide)が最も注目される抗がん作用物質です。
クロテポキシドは、バンガジュツ抽出物の約40%を占めている。

クロテポキシドは日本の製薬会社三共が研究開発を行っていました。

クロテポキシドCrotepoxideの抗がん作用

クロテポキシドの核因子kB(Nuclear  factor-kB, NF-kB)は転写因子として細胞の普遍的に存在し、その抑制作用がバンガジュツの作用の主要な役割を果たしています。
日本でも、肺がんが完全に治癒した例があり、どのがんにも効果があると注目されています。


*NF-kB抑制作用
*Tumor necrosis factor (TNF)の活性化
*アポトーシス誘導抗がん剤作用の活性化
*NF-kBが規制する遺伝子産物の発現の抑制
 (抗アポトーシス、アポトーシス、炎症、がん細胞増殖、がん細胞浸潤、血管増殖など)

出典
*Pai B.R., et al., Occurrence of crotepoxide in Kaempferia rotunda Linn. Indian J Chemistry, 8, 468, 1970
*Philip C. Stevenson et al., Polyoxygenated cyclohexane derivatives and other constituents from Kaempferia rotunda L., Phytochemistry 68, 1579–1586, 2007
*Hertivi D et al., Antibacterial Activity of Benzyl Benzoate and Crotepoxide from Kaempferia rotunda L. Rhizome. Indones. J. Chem., 20 (1), 9 – 15, 2020

 

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