各国のトランス脂肪酸政策
デンマーク :2003年にトランス脂肪酸含有食品販売の規制と水素添加油の使用禁止の動き。
EU:検討中
英国:2007年末までに主要食品販売店はトランス脂肪酸添加食品販売の中止。
米国:2006年1月1日までに食品表示を改定(2008年1月1日まで延長)。1食トランス脂肪 酸含量が0.5g以下ならゼロ表示可能。 全米各地の都市独自にトランス脂肪酸使用の規制が行われている。
オーストラリア:ファーストフード店にトランス脂肪酸使用の禁止を求めている。1996年よりマーガリンにトランス脂肪酸は使用されていない。
カナダ:2009年までにトランス脂肪酸含量を5%以下にする。
日本:規制なし, 消費者庁が検討を進めているが、食用油御用栄養学者が異を唱えている。
トランス脂肪酸100%のショートニングとエクストラ・ヴァージン・ココナッツ・オイル(EVCO)を自然高血圧発症・易脳卒中ラットに与え、寿命に与える試験が武庫川女子大学薬学部(高教授)行われた。
その結果、ショートニングを与えた動物の寿命は短く、EVCO群の動物は有意に寿命延長作用を示した。
このように、ショートニングは合成化学物質であり、健康被害を与えるものと考えられる。
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