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バニラビーンズの真実
騙されてはいけないバニラビーンズ食品
驚愕的な日本のバニラビーンズ
多くの方が情報交換を目的に使用しているSNSのファイスブック(Face Book)にバニラビーンズに関して衝撃的な投稿がありました。
バニラビーンズを扱っているものとしては、看過できないものでした。
投稿者は農産物の栽培から、最終加工食品に40数年のご経験をもつ博士です。
投稿者に質問させていただいたところ、バニラビーンズのネットワークに知遇がおられ、情報は公的なものではないが、事実であるとのことで、ここに紹介いたします。
投稿情報(一部追加)
「苦労しなくても、化学合成されたバニラがあります。
エチル・バニリンという薬です。安いバニラアイスからハ〇ゲンダッツのような高いアイスまで、このエチル・バニリンが使用されているようです。
ヴァニラの原産国は赤道を中心にし、北緯15度、南緯15度のいわばヴァニラ・ラインの上にあります。
特に有名なのはマダガスカルそしてタヒチ等が有名です。
(インドネシアは生産第二位です。)
ところがこのヴァニラは直接日本に来るのではなく、一旦インドの加工業者の所に集められます。
乾燥されたヴァニラを加工業者はどうするかと言うと、浴槽に人工的な香料を混ぜておいた液体にドップリと…漬からせます。
ヴァニラは熱帯ジャングルの奥地に生えているツタ科の植物で、ちょうどインゲンを太くしたような感じです。
私が見たフィジーで収穫後の様子を申し上げますと、収穫したヴァニラは先ず熱湯の中に30分浸します。
そうすると青色だったものが黒く変色します。その後、毛布に包み土の中約50センチの所に埋め込みます。
そして丸3日間土の中で熟成させたヴァニラを天日で干します。
毎日、毎日混ぜ返す作業を続け、約1か月後に芳醇な芳香のヴァニラが出来上がります。
(この過程をキュレーションと言いますが、インドネシアの方法は異なり、土中に埋めるのではなく1日数時間の天日干し後に暗い室内に入れます。
この過程を約3か月間繰り返し、豊潤な薫りのタヒチ種バニラビーンズが出来上がります。)
このまま日本に持ってくれば問題は無いのですが・・・ここに概ねどこの国でもドイツ人の買い入れ業者が登場します。
これらの買い入れ業者たちはヴァニラをインドで加工します。
化学合成された香料がたくさん入ったプールに数日間沈め、折角の自然の芳香を蔑ろにして、さらに強い香りが放つものへと変身させます。
そして人工的な火力でドライアップします。
(弊社の場合は、インドを経由することなく、パプア州、ヌサテンガラ州などインドネシアの最東部で栽培されたものが、西ジャワ州の学問の街ボゴールに運ばれ、厳しい検査によって分別、ランク付けされま
す。オーダー後、2週間以内にはDHLが直接宅配してくれます。)
つまりヴァニラのカスをドライにし、それを有り難がって日本の業者たちは買っています。
プールの溶液は「バニラ・オイル」になり、さらにケシの粒を混ぜてヴァニラビーンズ状にしたものを入れ、「なんちゃって・バニラ」になります。
今、有名洋菓子店などで使用されている99%のバニラはこの「プール溶液」か「なんちゃって・バニラ」か「ぬけがら・バニラ」の三種類でしょう。
(弊社のバニラビーンズは、「なんちゃって・バニラ」「ぬけがら・バニラ」ではなく、真正のインドネシアからのバニラ・ビーンズです。)
なを「ぬけがら・バニラ」は食品添加物の対象にはなりません。
何故かというと日本の優しいお役所では、「予め第一次原材料に混入してあるものの場合には、添加物表示の義務は無い」としてくれているからです。
(弊社は、インドネシアの大気汚染などない清浄な環境下で無農薬・無化学肥料の有機栽培植物・製品を提供しています。)
現在国際相場1キローーー16万円」
弊社のタヒチ種バニラビーンズは、インドネシアからの直接取引のため、そして世界的なバニラ・シンジケートからは無縁であるため、上記価格の半分以下でご提供しています(こちらへ)。
日本のバニラ食品業界の食品については、いくら大企業製品であっても、また有名洋菓子店であっても、信用できないかも知れません。
恐らく、「プール溶液」か「なんちゃって・バニラ」か「ぬけがら・バニラ」は、大量生産を行う大企業が主な使用者だと推測します。
文責
(株)エムケーラボラトリーズ
代表取締役 西垣敏明
2021年5月6日
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