カテゴリ: (株)エムケーラボラトリーズ >リウマチ >伝承医薬品 >体温上昇成分 >健康食品原料 >赤ショウガ
赤ショウガはインドネシア特産の赤いしょうが。
熱帯国インドネシアでは食欲増進、スタミナアップ、ダイエットに汗をかきながら水やお湯、あるいは他のジュースに混和して飲用しています。
日本では既に10年以上前に紹介され、美と健康に関心を持たれる女性の方々では人気の自然食品となっています。
皆様の御要望により5年ぶりに赤ショウガ粉末商品が再販売されましたので、
これからの寒い冬に備え、普段より冷え性でお困りの方に、特性レシピをご紹介します。
材料:
赤ショウガ粉末
牛乳
パームシュガー(あるいは無漂泊・無精製の天然シュガー)
ミルクパン(人数分に合う大きさのステンレスや陶磁器製の鍋)
ハンドミキサー
小さじ
作り方(1~2人分)
1.牛乳200mLをミルクパンにとり加熱
弱火で4~50度に温めることがほっかほっか効果を高めます。
2.温めた牛乳を飲用カップに移し替える
3.次いで、パームシュガーと赤ショウガ粉末を各々小匙2杯分を加える
(小匙1杯は約1g)
4.ハンドミキサーで15~20秒攪拌する
5.暖かい間に飲用する
出来栄えと味
1.赤ショウガ粉末は200メッシュの微細粉末です。
牛乳によく分散し、口当たりは非常に良い。
2.やや赤みが付いたホットドリンクは、赤ショウガ独特の味、匂いと辛味が
あります。
3.甘味料としては天然の無漂白や無精製の砂糖をお勧めします。
精白砂糖は血糖値を上げるため、避けるべきでしょう。
一言
1.赤ショウガは身体全体をほっかほっかさせてくれるため、冷え性のご婦人
や年配の方にお勧めします。
2.赤ショウガは日本の研究で膝関節痛の改善効果が明らかにされています。
また、独特の精油にはスタミナ増強効果があります。
個人的な報告として、大腸がんの予防あるいは治療効果があります。
3.お好みに合わせて赤ショウガの量や甘みを加減してください。
4.就寝前に飲むと足の冷たさを感じることなく、よく眠れるでしょう。
赤ショウガの体温上昇作用の新規物質 立命館大学報告
体温上昇物質
ショウガの体温上昇物質としては、6-Gingerolと6-Shogaolが良く知られている。
インドネシア原産・特産の赤ショウガ(Jahe merah)には豊富に含まれ、実際に機能性表示食品に添加される両物質は、赤ショウガから抽出される。
赤ショウガの6-Gingerolと6-Shogaol含有量についてはこちらを参照。
M&Kpediaはこちら
立命館大学の研究による体温上昇物質
(株)エムケーラボラトリーズが提供したインドネシア産赤ショウガなどを用いた体温上昇作用物質の解明が行われた。
体温上昇機構として, Peroxisome Proliferator-Activated Receptor Gamma Coacitivator 1-alpha(PGC-1α)活性に基づき評価している。
その結果、従来言われていた6-Gingerolと6-ShogaolのPGC-1α活性に及ぼす影響は、赤ショウガからの抽出物の比較検討から以下の物質がより重要と考えられている。
1) 10-gingerol
2) 10-shogaol
3) 10-gingerdiols
4) 10-gingerdiols 3,5-acetate
天然物か抽出物質か?
機能性表示食品やその他サプリの多くは、6-Gingerolと6-Shogaolを訴求成分としている。
立命館大学の報告は、これとは異なる観点からの体温上昇機構や成分を解明しており、注目に値する。
実際、天然物の有用・栄養成分は1~2個の限定されるものではなく、現在の科学は決して天然部室の有用性解明の点で満足のゆくものではない。
結論的に言えば、健康維持・促進、病気の予防・治療には天然物全体を摂取すべきだと考えます。
抽出物質中心の健康食品業界であるが、抽出物質は既に食品ではなく医薬品あるいは単に化学物質に位置付けになる。
本赤ショウガの例はこれを示す象徴的な事例であり、貴重です。
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