NEWS

カテゴリ: インドネシア >キャッサバ >タピオカ >原料

タピオカ(キャッサバ)でんぷん、ミール

2013年11月20日 18:07 | コメント/トラックバック (1)

注目をあびるタピオカ
豊富なでんぷんを含む優良な食料・動物用飼料に

タピオカとは
学術名: Manihot esculenta/utilissima
邦名:キャッサバ
英名:Cassava, Manioc, Tapioka plant
熱帯アメリカ原産、草本性低木(2~3m)

根は円錐形塊状、10~15本に分枝、でんぷんに富む。
アフリカなどの種類はBitter cassavaであり青酸を含み、でんぷん製造にのみ使用される。
インドネシアではSweet cassavaででんぷん製造、油揚げやチップなどの食品として使用。
タピオカの水不溶部は、タピオカミール(Tapioka meal)としてでんぷんを含む動物用飼料として有用。

tapiokatapioka roots

タピオカ・スターチ(Tapioka starch)

優良な加工食品の原料です。
インドネシアでは小規模~大規模にタピオカでんぷんを製造している。

製造工程
1.タピオカの根の剥皮
2.粉砕しでんぷんを水で抽出
3.沈殿槽ででんぷんを沈殿
4.でんぷんを乾燥
5.中規模工場ででんぷんを微粉砕
6.大規模工場ででんぷんの最終乾燥と異物除去と梱包

tapioka roots pealedDSC02565DSC02557DSC02572DSC02569DSC02608

 輸出向け(EU)の成分分析例

タピオカでんぷんの成分分析(1例)

成分

白色

異常なし

匂い

僅かキャッサバ由来の匂い

水分

12.4%

たんぱく質

1%

炭水化物

87.5%

でんぷん

85.7%

粗線維分

1.8%

灰分

0.3%

HCN

検出されず

pH

5.9 (0.5%水溶液)

色度

89.5

粒子

100メッシュで98.5%通過


インドネシア国内向け商品の成分分析例

タピオカ・でんぷんの成分分析例

水分

13.36%

でんぷん

88.98%

粗線維分

0.26%

灰分

0.29%

pH

4.36 (10 %水溶液)

白色度

87.59

総生菌数

1.1 x 104/g

大腸菌類

<3.0 (陰性)


タピオカ・ミール(Tapioka meal)

タピオカ・ミールはでんぷんを採取した残分であり、でんぷんを含み家畜用の有益な飼料となる。

製造工程
1.タピオカの水抽出残分を集める
2.団子状に固める
3.天日乾燥
4.粉砕、粉末とする

DSC02565DSC02571DSC02577

成分分析例

タピオカミールの成分分析例

項目

分析値

水分

13.36 %

デンプン

88.96 %

粗繊維

0.26 %

灰分

0.29 %

pH, 10%溶液

4.36

総酸度

38.58 mL, 0.1N NaOH/100g

白色度

87.59

総生菌数

1.1x104/g

大腸菌

<3 MPN/g

インドネシア産タピオカ・ミールは高でんぷん含量を含み、動物性飼料として有用です。


タピオカ・スターチ、タピオカ・ミールのお問合せ

(株)エムケーラボラトリーズ
電話:0263-26-7588 ファックス:0263-26-7518
メール:mk-info@thisismk.co.jp

コメント / トラックバック1件

  1. 羅 廣毅 より:

    ご担当者様

    今晩は。
    貴社取扱商品の中に、
    タピオカ各種とスターチ及び緑豆とパウダー・スターチ等製菓材料が、
    ご紹介を頂きたいので、
    宜しくお願い致します。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


NEWSTOPへ M&KぶろぐTOPへ

Feedを登録して情報をすばやく取得!

Feedを登録
Twitter
    follow me on Twitter
    Twitter Facebookでも情報をご覧いただけます。

    このページのトップへ