注目をあびるタピオカ
豊富なでんぷんを含む優良な食料・動物用飼料に
タピオカとは
学術名: Manihot esculenta/utilissima
邦名:キャッサバ
英名:Cassava, Manioc, Tapioka plant
熱帯アメリカ原産、草本性低木(2~3m)
根は円錐形塊状、10~15本に分枝、でんぷんに富む。
アフリカなどの種類はBitter cassavaであり青酸を含み、でんぷん製造にのみ使用される。
インドネシアではSweet cassavaででんぷん製造、油揚げやチップなどの食品として使用。
タピオカの水不溶部は、タピオカミール(Tapioka meal)としてでんぷんを含む動物用飼料として有用。
タピオカ・スターチ(Tapioka starch)
優良な加工食品の原料です。
インドネシアでは小規模~大規模にタピオカでんぷんを製造している。
製造工程
1.タピオカの根の剥皮
2.粉砕しでんぷんを水で抽出
3.沈殿槽ででんぷんを沈殿
4.でんぷんを乾燥
5.中規模工場ででんぷんを微粉砕
6.大規模工場ででんぷんの最終乾燥と異物除去と梱包
輸出向け(EU)の成分分析例
タピオカでんぷんの成分分析(1例) |
|
成分 |
値 |
色 |
白色 |
味 |
異常なし |
匂い |
僅かキャッサバ由来の匂い |
水分 |
12.4% |
たんぱく質 |
1% |
炭水化物 |
87.5% |
でんぷん |
85.7% |
粗線維分 |
1.8% |
灰分 |
0.3% |
HCN |
検出されず |
pH |
5.9 (0.5%水溶液) |
色度 |
89.5 |
粒子 |
100メッシュで98.5%通過 |
インドネシア国内向け商品の成分分析例
タピオカ・でんぷんの成分分析例 |
|
水分 |
13.36% |
でんぷん |
88.98% |
粗線維分 |
0.26% |
灰分 |
0.29% |
pH |
4.36 (10 %水溶液) |
白色度 |
87.59 |
総生菌数 |
1.1 x 104/g |
大腸菌類 |
<3.0 (陰性) |
タピオカ・ミール(Tapioka meal)
タピオカ・ミールはでんぷんを採取した残分であり、でんぷんを含み家畜用の有益な飼料となる。
製造工程
1.タピオカの水抽出残分を集める
2.団子状に固める
3.天日乾燥
4.粉砕、粉末とする
成分分析例
タピオカミールの成分分析例 |
|
項目 |
分析値 |
水分 |
13.36 % |
デンプン |
88.96 % |
粗繊維 |
0.26 % |
灰分 |
0.29 % |
pH, 10%溶液 |
4.36 |
総酸度 |
38.58 mL, 0.1N NaOH/100g |
白色度 |
87.59 |
総生菌数 |
1.1x104/g |
大腸菌 |
<3 MPN/g |
インドネシア産タピオカ・ミールは高でんぷん含量を含み、動物性飼料として有用です。
タピオカ・スターチ、タピオカ・ミールのお問合せ
(株)エムケーラボラトリーズ
電話:0263-26-7588 ファックス:0263-26-7518
メール:mk-info@thisismk.co.jp
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ご担当者様
今晩は。
貴社取扱商品の中に、
タピオカ各種とスターチ及び緑豆とパウダー・スターチ等製菓材料が、
ご紹介を頂きたいので、
宜しくお願い致します。