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平成28年はローフードの再興の年
インドネシア産成熟ノニ果実100%搾汁
ローフード再興の年
2年前にローフード(新鮮な野菜果実など)の幕開けとして、皆様にご紹介いたしました。
ただ、残念なことになかなかローフードに近づけないのが、日本の現状です。
2018年1月20日に、東京で開かれたある会合でローフードの紹介者のお話を聞くことができ、本年はローフード再興の年になると実感しました。
2018年1月22日には、それでもテレビでローフードが紹介され、栄養成分の十分な摂取にはローフードに勝るものはありません。
新鮮な野菜や果実が身体や健康にとって、最も優れた食品素材であることは誰でも良くご存じです。
健康の自己管理(セルフメディケーション)をされている方にとっては常識です。
しかし、毎日の慌ただしい生活の中に新鮮野菜・果実を組み込むことは大変なことです。
まして、日本では無農薬・無化学肥料で栽培された食材を入手すること自体非常に困難です。
健康管理のために多くのサプリが出回っていますが、そのほとんどが合成化学物質、あるいは化学有機溶媒による抽出物のため、健康二次被害が懸念されます。
そして、最も人気なサプリは消化管から体内に吸収されず、期待される病変部に絶対に到達しない物質です。
この様な異常事態に警鐘を鳴らし、最も優れた健康食材としてローフードが最も期待される食品です。
ローフードとは、新鮮な野菜・果実(可能であれば有機栽培されたもの)を出来るだけ手を加えず、美味しく頂き、消化管機能を高め栄養成分を体中の細胞に与えるということです。
日本食がユネスコの世界遺産に登録されました。
非常に嬉しいことです。
日本食の特徴を一言で表すと、西洋・中華料理などと異なり、油を使用しない料理といえます。
旬の新鮮な野菜、魚類を生、あるいは栄養が損なわない程度に調理し、発酵食品である味噌、醤油、酢、みりん、そして塩などで味付けする料理です。
ローフード参考書籍
ローフードのシロップ・レシピが豊富な人気本
「ベジ&フルーツdeデトックス酵素シロップ」島津浩巳著、主婦の友インフォす情報社刊。
ローフードの元祖である
「病気にならない人は知っている」(原書名:Natural Cures “They Don’t Want You to Know About”),
ケヴィン・トルドー著、黒田眞知訳、幻冬舎刊。
有機農産物をローフードとして摂取することを推奨し、サプリや加工食品が害であることを指摘しています。
病気の治療、健康維持・促進にローフードが効果的であるかを、症例毎に説明しています。
ローフードに関心のある方の必読書です。
健康は消化管から~腸は考える
ヒトの身体での中でも軽くみられている胃や腸。
しかし、これらの器官は食物の成分をすばやく認識し、毒素の排出を指令します。
胃や腸は脳と同じ原理で絶妙に働き、様々な消化管ホルモンを分泌し、生物の機能を司っているのです。
胃・腸が健全に働かなければ、体中の器官・組織は機能不全に陥ります。
化粧品による皮一枚の美人では、寂しい気がします。
新鮮な野菜や果実には、食物の消化を促進する消化酵素が含まれ、主としてでんぷん質の消化を助けます。
また、ミネラルやビタミンなどの微量栄養素が含まれ、これらの微量栄養素が細胞内でアミノ酸から合成された各種酵素の働きを助けます。
消化管で役目が終わった酵素は、総てアミノ酸に分解されますので、食物中酵素が血液や細胞内に入りこむことは絶対にありません。
「ベジ&フルーツdeデトックス酵素シロップ」
島津浩巳著、主婦の友インフォす情報社刊より
ローフード・ジュース
四季折々の新鮮な野菜・果実をそのまま食べるのがローフードとしては理想的です。
日本の四季の移り変わりにも気づき、日本人としての情緒形成にも役立つのではないでしょうか。
同時にいくつもの野菜や果実を摂取する時には、ミキサーやジューサーでジュースにし、美味しく飲む工夫もできます。
調理方法によって、飽きない味、「ビタミン愛」を創りだす喜びも生まれます。
シロップ漬けも現在注目されるローフードといえるでしょう。
赤じそ、アロエ、いちご、イチジク、梅、オレンジ、柿、大根、しょうが、セロリ等々、どのような新鮮野菜・果実も材料として使用できます。
詳しくは、上記「ベジ&フルーツdeデトックス酵素シロップ」をご参照ください。
熱帯薬用植物をローフードに
日本の四季折々の野菜・果実に加え、熱帯産の野菜や果実もローフードの候補に考えては如何でしょうか。
熱帯の灼熱の太陽を浴び育つ熱帯産植物には、温帯産植物の弱点である、様々な機能性、有効成分を含有しているものが多いですね。
強い紫外線に抵抗する抗酸化物質、農薬や化学肥料を必要としない強い抗細菌性、害虫を忌避する成分などです。
熱帯果実ノニは最適なローフード
ノニの原産国インドネシアでは、5~6000年もの間、現在に至るまで連綿とノニ果実を栄養機能性食品として使用しています。
伝承医薬品ジャムゥの重要素材です。
各家には必ず少なくとも1本のノニの木を植え、年中結実するノニ果実を一家の健康維持、病気の治療や予防に使用しています。
非常に不可思議な果実です。
日本人の健康、美に応えることができるローフードになる資格は十分です。
M&Kラボラトリーズは、ノニの魅力に取りつかれ最初にインドネシア産ノニジュースを日本に紹介しました。
と同時に、ノニ果実が持つ多様な生理作用についてインドネシア政府のみならず、日本の大学との共同研究を行い、有用性を確認しています。
(株)M&Kのノニ共同研究機関 |
インドネシア政府産業省CABI |
インドネシア産ノニジュースは最高品質
現在多くのノニジュースが日本で販売されていますが、決して品質は一定ではありません。
ノニ果実の産地、ノニ果実利用方法の理解力、製造方法などによって、様々な品質のものが販売されています。
恐らく、日本の消費者多くはノニジュースの品質に差があるとは思いついていないでしょう。
様々な研究結果からインドネシア産のノニジュースが最高品質であることが明かにされてきました。
伝承医薬品材料としての長年の経験や気候風土、そして科学的、衛生管理に配慮した製造方法により大きな差が生じているのです。
インドネシア産でも安心安全への配慮、科学的な製造方法、使用する機器によって、品質に差が認められます。
ノニジュースは成熟果実から
ノニの国インドネシアでは、必ず黄色く成熟したノニ果実をジュースにします。
決して青く未熟なノニ果実は使用しません。
どのような果実についても言えることですが、青い未熟果実を人間は食べません。
しかし、ノニ果実について理解が乏し、製造業者や果実が少ない地域では未熟果実を使用しているのが現実です。
未熟果実を使用した場合は、有用成分が少ないだけでなくホルモンバランスを崩し、ジュースの色は酸化され黒く、味はノニ果実由来とは思えないものになる。
このようなノニジュースを本来のローフードといえない。
ノニの有用成分のスコポレチンと中鎖脂肪酸の定量分析
成熟ノニ果実が最も濃度が高い
安心安全のノニジュース
ローフードとしては安心安全な果実であることが不可欠。
ノニ果実はバナナと同様に冷蔵保存できない果実であるため、そのまま日本に持ち込むことはできません。
必ず、栽培地でジュースに加工する必要があります。
その場合に考慮することは、有機栽培であること、国際的に評価される工場での製造です。
M&Kの提供するノニジュースは、日本、欧州連合(EU), 米国(USA)で有機認定された農園で栽培された果実を使用します。
工場も同様に有機認定されています。
東京ノニ研究所推奨ノニジュース
東京ノニ研究所は2001年に設立されたノニを研究し、ノニの真実をプロパガンダする唯一の研究機関。
ダムナカンタールやゼロニンなどノニジュースに存在しない、あるいは虚構の物質を明らかにしてきました。
ノニ果実特有の機能性成分であるスコポレチンや中鎖脂肪酸、4種類のフリーラジカルに対する抗酸化活性能、栄養成分を基準にしたノニジュースの品質基準を長崎大学薬学部の協力を得て制定しています。
上記製法のノニジュースは、品質基準を満たした推奨品になっています。
インドネシア産ノニジュースの4種類のフリーラジカルの高い消去能
ノニジュース希釈後測定、長崎大学薬学部分析
インドネシア産ノニジュースだけが、厳格な審査に合格しています。
インドネシアのノニジュースはイリドイド物質が最高値
イリドイドはアカネ科の植物などに含まれる変形モノテルペンの配糖体です。
イリドイドは耳慣れない物質名ですが、Iridomyrmex 属のアリの肛門腺から分泌されるイリドミルメシンに由来する特殊なテルペン系成分の総称です。
イリドイドには、様々な生理効果があると報告されています。
(B. Dinda, S. Debnath and Y. Hagigaya, Chem. Pharm. Bull. 55(5), 689~728, 2007)
長崎大学薬学部と東京ノニ研究所は、日本で販売されているノニジュースに含まれる2種類のイリドイド物質を分析し、2013年8月の第12回国際アジア分析学会で報告しています。
結果から明らかなように、インドネシア産のノニジュースが最も多くの有用成分イリドイドを含みます。
ノニジュースの製品、産地、製造方法によって著しく差があるのが分かりました。
この傾向は、栄養機能成分スコポレチンの分析と一致します。
成熟果実の新鮮ノニ搾汁はビタミンCの宝庫
インドネシア産の有機ノニジュースは、たんぱく質・炭水化物・ミネラル・ビタミン・食物繊維に富む栄養食品。
成熟果実使用、果実まるごとの搾汁、有機認定の栄養、機能性成分に富むジュースです。
一切の化学物質や添加剤、一滴の水も加えない純天然ジュースであり、まさにローフードです。
特に新鮮搾汁のビタミンCは、170~200㎎/dLと非常に高い。
温州ミカンの5~6倍の濃度です。
天然型のビタミンCをこのように高含量含むノニ果実は、非常に稀少です。
新鮮搾汁を50mL飲むだけで、ビタミンCの1日摂取必要量(100㎎)を満たす栄養機能ジュースといえます。
ノニジュースの機能性
ノニ果実は、ノニの原産国インドネシアで5~6000年も連綿と利用される伝承医薬品です。
インドネシアの伝承医薬品としての使用方法は「Cabe Puyang」などの書籍に集大成され記載されています。
また、日本の研究などで数多くの生理作用が報告されています。
これらは、東京ノニ研究所出版の「ノニ科学読本」1~4を参考にして下さい。
ノニジュースによるダイエット、アンチエイジング効果
インドネシアのノニ果実や葉は、肥満に利用されています。
既に日本ではノニジュースを10年以上「医者いらずの」のローフードとして継続愛飲されている方が多くいます。
その方々は、ノニジュースを飲むことによって、便秘の改善、ダイエット効果や若さを保つ(アンチエイジング効果)を体験されています。
健康雑誌「夢21」では、ノニジュース飲用による多くの体験談が報告されています。
アンチエイジング効果の秘密
ノニの作用として次の4つのことが考えられます。
1. スコポレチン効果
成熟したノニ果実には多くのスコポレチンという物質が含まれ、長崎大学薬学部が初めて定量分析に成功しました。
ノニジュースの品質評価に使用されています。
酢コポレv品の薬理作用は多くありますが、消化管の粘膜でセロトニンを増やす作用が注目されます。
セロトニンは消化管の蠕動運動に欠かせない神経伝達物質で、このセロトニン作用で消化管機能が活性化され、気持ちよい排泄に繋がるでしょう。
スコポレチンによって増加したセロトニンは、神経興奮を静める働きがありうつ状態に対して効果が期待できます。
2. ペクチン効果
ノニ果実は成熟に伴い水溶性食物線維が増加、果実は柔らかくなり、圧搾により大よそ30~50%の果汁が得られます。
果汁中には約500~700mg/dlのペクチンを主とする食物線維がコロイド状態で含まれています。
ペクチンの抱水能力は高く、消化物との結合で量を増し、後述する中鎖脂肪酸の作用との協調で胃内容物の小腸への移送を遅らせ、多糖類の消化と糖吸収を遅延させる事が考えられます。
これは、食後の血糖値の急激な上昇を抑制し、インスリンの効率を高める、いわゆる低インスリンダイエット効果をします。
また、過剰な胆汁や脂肪、加工食品に含まれる化学物質などを吸着・排泄させ、高コレステロール血症の改善をもたらすのです。
大腸においては、ペクチンは善玉菌の栄養物であり、一部は消化され酢酸、プロピオン酸、酪酸などの短鎖脂肪酸類を産生し、吸収されて細胞のエネルギー源になる事が報告されています。
糞量は増加するので大腸運動促進作用を促し、正常な排泄に繋がり大腸の健康に役立ちます。
これらの作用は、植物繊維セルロースに比べ効果が高いことが知られています。
3. 中鎖脂肪酸効果
ノニ果実は成熟するとともに銀杏臭に似た独特の匂いが強くなりますが、これはカプロン酸やカプリル酸などの中鎖脂肪酸によるものです。
小腸末端で吸収されたこれら中鎖脂肪酸は胃の運動を抑制することが知られており、低インスリンダイットに繋がります。
水溶性と脂溶性を併せ持つ中鎖脂肪酸は、水溶性栄養物質の消化管からの吸収を促進する事が推測されています。
抹消血管循環を改善し細胞の代謝機能の亢進、すなわち糖代謝の促進に繋がります。
また、中鎖脂肪酸はミトコンドリアだけで速やかにβ-酸化され、TCA回路でのエネルギー産生能の亢進に寄与し、同時に蓄積した脂肪の燃焼を促進させます。
ノニジュースを飲んで数分後から、身体の火照りを感じるのは末梢循環の改善に伴う細胞の活性化、エネルギー産生の亢進と推測しています。
生体中の中性脂肪の多くは、炭素数14以上の長鎖脂肪酸からなっていますが、炭素数6や8個の中鎖脂肪酸には多くの生理作用があることが報告されており、匂いのもつ効果は底知れないものです。
4. SOD様効果
ノニにはカフェインのようなキサンチン類は含まれませんが、コーヒーやお茶などと同じ排尿に対してよい作用があります。
この作用の機序は不明ですが、腎臓の糸球体血管の拡張や尿道粘膜下の血液循環の改善によるものかもしれません。
この作用は、ノニは活性酸素であるスーパーオキシドの消去能(SOD様作用、抗酸化活性)が非常に強いことから、内因性の血管平滑筋弛緩作用物質である一酸化窒素(NO)の作用時間を延長することの協調作用と考えられます。
エネルギー産生の細胞内小器官であるミトコンドリアは活性酸素の影響を最も受けやすく、ノニの抗酸化活性はミトコンドリアの機能を維持・増強するものとも思われます。
この抗酸化作用は、ノニ果実に豊富に含まれるクマリン物質、スコポレチンによるものでしょう。
いわゆる水膨れによる見かけの肥満に対しても、結合組織に貯留している体液を排泄し体重減少に繋がります。
ノニジュースの効果的な飲み方
ノニ果実は日本では全く食経験がありません。
数千年も連綿と利用するノニの国インドネシアの経験に従うのが最も良いでしょう。
一年中実をつける不思議な果実ノニは、インドネシアではどの家にも植えられている、いわば家庭の常備薬。
黄色く熟した果実をいつでも採取して、そのまま食べたり、野菜サラダに加え食べることもあります。
一般的にはつぶしてジュースにします。
水を少々加え、塩、酢、ココナッツシュガーあるいは蜂蜜を加えて味つけをすることもあります。
積極的にスタミナをつける場合には身近の食材のニンニク、卵黄、ショウガ類などを加えます。
インドネシアの伝承医薬品ジャムゥ処方に基づき他の有用植物を加えることもあります。
重要なことは、その日に採取した新鮮な果実を使用し、一日分だけの新鮮なジュースを作ります。
果実が豊富なことと、成熟した新鮮な果実が最も効果があることを経験から知っているのでしょう。
ノニは冷蔵保存できない果実ですから現地でジュースにする必要があります。
その時でも、できるだけ新鮮な果実から搾ったジュースを召し上がる事をお奨めします。
ノニによる美容対策
ノニジュースのpHは4位ですが、基本的に酢を加えることによって清涼感が増加し、飲みやすくなります。
レモン果汁、りんご酢がよく合います。
お好みの割合に加えてお好みの味にすることができます。
ノニジュースには、ぺクチンを主とする食物線維は多く含まれます。
さらに食物線維を取りたい場合、またノニ果実に少ないカロテノイド・キサントフィル類を併せて摂取したい場合には、新鮮な人参、トマトあるいはセロリや緑色野菜の葉の野菜ジュースを作り、ノニジュースを加えて飲まれると良いと思います。
天然塩を転化すると味が引き締まります。
ローフード・シロップも名案だと思います。
今まで述べてきましたように、ノニジュースはローフードとして強く推奨できる機能性果実といえます。
熱帯果実の特異な栄養成分、機能性成分が成熟果実の搾汁により補給されます。
ノニジュース単独でも、日本の四季折々の新鮮な野菜・果実を組みわせることにより、栄養・機能性が増すことは確実です。
美と健康に新しいローフード、安心安全な有機認定の新鮮な搾汁を
お問い合わせ
電話:0263-26-7588、ファックス:0263-26-7518
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