クスリウコンの乾燥原材料-特別市

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クスリウコンの乾燥原材料-特別市

2020年05月20日 15:00 ｜コメント／トラックバック（0）

インドネシア原産
クスリウコン（Curcuma xanthorrhiza)
ウコンといえばクスリウコン
新型コロナウイルス禍の注目食材

クスリウコン乾燥品、バルクのご提供
原産国：インドネシア
梱包　：10㎏、プラスチック袋入り
最小受注量：10㎏
検疫検査成績：アフラトキシン陰性
　　　　　　　残留農薬ポジティブリスト陰性
規格：クスリウコン根茎の黄橙色乾燥品
　　　クスリウコン特有の味と匂い
厚さ：約2～５ｍｍ
水分：12％以下
添加物：なし
保管：室温下、乾燥した部屋に保管し、直射日光は避ける

クスリウコンについては、ＭＫpedia:クスリウコンを参照いただき、下記もご参考にしてください。

クスリウコンとは
ジャワ・マレー原産のショウガ科（Zingiberaceae）のクスリウコン。
インドネシアではトゥムゥ・ラワ（Temu Lawaku）と呼ばれ、野生種が存在します。
インドネシア特産のウコンです。
科学名：Curcuma xanthorrhiza
邦名　：　クスリウコン

クスリウコン乾燥切片

ショウガ科のウコン類は10種類以上存在しますが、クスリウコンはインドネシア特産のウコンの一種です。
ガジュツに似ていますがそれより大型で、高さ2m、根茎は肥大し深黄色、刺激性の香りと苦みがあります。
主成分はクルクミンとキサントリゾ―ルなどです。
たんぱく質やデンプンに富み健康食品材料です。

クスリウコンの特徴
インドネシアでは伝承医学ジャムゥ（Jamu)の素材として、古くから使用される伝統的な食品あるいは生薬です。
インドネシアの薬用植物書「Cabe Puyang」によると、42の疾病の治療や予防にクスリウコンが処方されています。

効能効果としては
心臓疾患、腎臓病、肝臓疾患、糖尿病、貧血、食欲不振、脳卒中、皮膚疾患、呼吸器疾患、女性器疾患、駆虫などが上げられています。
これに加えて、抗腫瘍効果、体温下降作用、胆汁分泌促進作用、抗炎症作用、睡眠延長作用もあると報告されています。

クスリウコンの成分
クルクミンを主成分とするクルクミノイド、セスキテルペノイドが豊富に含まれています。

セスキテルペノイド成分としては、次のものが確認されています。

α‐Curumene, ar-Turmerone, Xanthorrhizol, Germacrone, Camphar,
β-Curucumene,　β-Sesquiphellandrene, Curzerenone, α-Turmerone,
β-Turmerone

沖縄や奄美大島でもインドネシア由来のクスリウコンが栽培されていますが、残念ながら土壌・気候はインドネシアと異なるため品質的には大きく落ちます。

クスリウコンとウコンの違い

インドネシアのクスリウコン広告

ウコン（C. domestica, C. longa)と同一成分も含まれていますが、クスリウコン独自のセスキテルペノイドが含まれるのが特徴です。
またカンファー、クルクメン、キサントリゾール、ガルマクロン、ツルメロンなどのテルペン類に数々の機能性があることが解明されています。

特にキサントリゾ―ルはクスリウコン特有の成分であり、抗腫瘍効果が報告されています。
よって、クスリウコンは通常のウコンとは異なり、インドネシアのジャムゥ伝承医薬でも独特の地位を保っています。

インドネシア、ジョグジャカルタのジャムゥの飲料メニュー

左がクスリウコンの男性用健康ジャムゥ

クスリウコンのクルクミノイド含量比較（mg/100g)

一般的にクルクミン含量には大きな地域差があり、沖縄や奄美大島など日本国内に移植したものに比較しインドネシア産の方が明らかに多い事が明かです。

物質名	インドネシア産(1)	インドネシア産(2)	日本・国立衛生試験所産	日本・東京薬科大学産
Curcumin	2440	1660	250	170
Mono-demethoxycurcumin	1250	660	50	30
Bis-demethoxycurcumin	210	10	10	10
Total	3900	2360	310	210