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赤い果実ブアメラの世界、桃源郷のパプアはどこだ?

2016年05月16日 16:28 | コメント/トラックバック (0)

神秘の赤い果実ブアメラ
それはパプア先住民6万年の健康の秘訣
その秘密は新しいプロビタミンA、ベータ・クリプトキサンチン
ブアメラの世界へ参りましょう

インドネシアは日本の面積の6倍強、18,500の島々からなる世界一の島嶼国。
東西の距離はヨーロッパに匹敵する細長い国。
ブアメラの世界のパプア島は、インドネシアの最も東に位置しています。

パプア島は、以前はイリヤンジャヤ島といわれグリーンランドに次ぐ世界で2番目に大きな島。
しかし、島のほぼ中央、東経140度を境に二分され、東はパプアニューギニアという独立国、西側はインドネシア領です。
過去、東は英国、西はオランダの植民地であり、戦後東側は独立を果たしました。
しかし、西はインドネシアに併合され、今なおパプア先住民の悲劇の根源となっています。

日本からパプア州都のジャヤプラへは、ガルーダインドネシア航空が最も便利です。
東京あるいは大阪からインドネシアのジャカルタあるいはバリ島へ直行便で約7時間、赤道を越えて南半球への旅です。
次いでジャカルタからスラウェシ島のマカサールを経由する北ルート、バリ島からパプア島の南に位置する黄金の街ティミカ(世界有数の金鉱山)を経由する南ルートでパプア島の玄関センタニ空港へ。
直行便で約5時間、途中経由の場合は7時間もかかり、ほぼ日本に帰ることができるほどの遠方にブアメラの世界はあります。
強行すれば約1日でジャヤプラに到着しますが、過密な旅行日程は避けジャカルタかバリ島で数日たっぷり栄養補給をしてパプアに向かうことが良いでしょう。
ジャヤプラでは生活必需品は購入できますが、辛党の方はアルコール類を持参することが必要となります。
2016年からアルコール製造・販売禁止法が施行されましたので、辛党の者にとっては少しばかり健康な生活ができます(泣き笑)。

嬉しいことに、パプア島は日本との間に時差はなく、煩わしいビザ受給も入国申請書も必要ありません。
ブアメらの世界、世界の桃源郷に出かけませんか?

papua from Japan

日本からパプア州ジャヤプラへの飛行ルート。ガルーダインドネシア航空が便利。
飛行機便によっては、24時間以内にジャヤプラに到着が可能。

パプア島のインドネシア領にはパプア州と西パプア州の2州があり、地形は極楽鳥が飛ぶ姿に似ている。
首から先が西パプア州です。極楽鳥は植民地時代に乱獲され、ヨーロッパの貴婦人の帽子の羽飾りになってしまい、現在は撲滅危惧種となっています。
西パプア州にはラジャ・アンパットという世界有数の風光明美、自然の海が残された観光地があり、一度は訪れてみたい島々です。
目指すのはパプア州ですが、パプア州州都ジャヤプラのセンタニ空港は日本軍が整備したものであり、空港名は日本人が付けたものかもしれない(千の谷)。
空港を見下ろす丘の上には、日本軍を壊滅したマッカーサー将軍の記念碑があり、インドネシア軍の駐屯地となっています。

ブアメラの世界へはセンタニ空港からプロペラ機、運が良ければジェット機で1時間弱の飛行。
眼下に見える原生林と蛇行する河川は雄大であり、パプア島の手つかずに残る大自然に驚かされます。

Baliem
大自然のパプア

2000mの高地のバリエム渓谷は、周囲とは全く異なる様相を示す。
整然と区画された畑が平地から山の斜面に広がり、多くはサツマイモの栽培を行っています。
3万年の歴史を誇るダニ族の住む桃源郷、そして、ブアメラの世界です。

Wamena from Japan

パプア州ジャヤプラからブアメラの世界のバリエム渓谷へ

(株)エムケーラボラトリーズ
顧問 西垣敏明、医学博士、薬剤師

Dr.Nishigaki in Papua with Wakil

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