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常夏の熱帯国インドネシア
ノニ果実のみならずあらゆる農産物が年中市場を賑わす
常夏の国インドネシアは自然が色濃く残る赤道直下の国。
国土は日本の6倍強、人口は2倍以上、18,500の島嶼国、火山の数は日本以上でどこかで火山の噴火が起きている。
宗教はイスラム教、ヒンズー教、仏教、カソリックとプロテスタントのキリスト教があり、平等に各宗教毎に国民の祭日となっている。
熱帯国と云えど、富士山のような火山が数多く標高800m辺りから気温は低下し、標高に合わせた農産物が栽培できる当に農産物の宝庫。
有機ノニジュース製造の会社は、スカルノ―ハッタ国際空港に近いバンテン州のタンジゲラン市にある。
有機ノニジュース製造会社社長の兄は、ジャワ島で最も大きな青果市場を開発し、500以上のテナントがジャワ島のみならずスマトラ島など各地から取り寄せた青果物を販売している。
日中に農産物がトラックで運び込まれ、夜になって仲買人、小売商が買いに来る。
輸入農産物も扱い中国産、韓国産が目につくが、残念ながら日本産の果実は高くて売れないそうだ。
タンゲラン市を訪問するたびにこの市場を見て回ることは大きな楽しみ。
インドネシア国民にとって最も重要な食品は3種類。
米、鶏そして唐辛子。
あらゆる料理には唐辛子のサンバル(ソース)が欠かせない。
市場のオーナー曰く、唐辛子は1夜で10トンほど販売されるそうだ。
昼の市場の様子を眺めてみよう。
総ての農産物の写真を撮影できなかったが、カルダモン(ビャクヅク)、蘇芳、海産物のチリメンを購入した。
3月は果物が少ない季節の様で輸入品のりんご、ぶどう、なしを見ることはできなかった。
次回は夜の市場を除いてみたいものです。
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