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カテゴリ: インドネシア >ヴァージンココナッツオイル >ココナッツシュガー >原料

ココナッツ・パーム・シュガーは低グリセミック指数

2014年05月06日 15:24 | コメント/トラックバック (4)

インドネシアの伝統的甘味料
ココナッツの100%シュガーの供給開始

ココナッツ・パーム・シュガーの想いで
10年ほど前、何度か訪れたインドネシアの古都、ジョグジャカルタの世界遺産ボドブドール仏教寺院遺跡を炎天下、ゆっくりと巡り参拝しました。
非常に喉が渇いていました。
遺跡の外に出た時、10m以上もあるココヤシの木から男性が何やら持って降りてくるのに出会いました。
ココヤシのネクター(花密)であることを知り、所望して飲んだうす甘いネクターの味を忘れることができないほど美味しかった。
その後、インドネシアを訪問するたびに市場で棒状やお椀状に固めた黒砂糖をお土産に買っています。
日本向けのココナッツ砂糖原料を探し求めていましたが、顆粒・粉末化に成功しておらずデキストリン添加のものしか入手できませんでした。
一昨年、弊社と共同研究を行っているインドネシア政府工業省の食品研究所(CABI)より、漸く添加物なしの100%ココナッツのネクターから濃縮・乾燥・粉末化された砂糖を紹介されました。
これが、ココナッツ・パ-ム・シュガーです。

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ココナッツ・パーム・シュガー(Coconut Palm Sugar)
ココヤシ(Cocos nucifera)の花蜜(ネクター)から得られた純粋、無添加の天然甘味料です。
インドネシアは世界一のココヤシの生産地。
インドネシアを中心とする東南アジア各国では、ヤシ類から無漂白の純粋な砂糖を作り、その色からダーク・シュガーとして利用しています。
化学物質による漂白化を行っていないため、栄養価の高い天然甘味料として健康に関心のある方や食品企業で再認識されてきています。
それは、ミネラル分に富み、グリセミック指数が低いため生活習慣病予防に重要な役割を果たしています。


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*ご注意
  パーム・シュガーと呼ばれていますが、パームオイルの原料のパームとは全く違います。

グリセミック指数(Glycemic Index, GI) とは
食後に血糖値を上昇させる程度による炭水化物のランキングであり、グルコースを100として0までの指数で表します。
グリセミック指数の高い食品は吸収が速く、血糖値が速やかに上昇するとともに、血糖値の変動が来たしやすくなります。

一方、グリセミック指数の低い食品は、摂食後の消化吸収が遅いことから血糖値とインスリン濃度の変動が少なく、健康維持に良い作用を発揮します。
グリセミック指数の低い食品は、糖尿病において血糖と脂肪の血中レベルを改善します。
さらに、食慾や体重をコントロールするのに役立ち、糖尿病で問題となるインスリンの抵抗性を下げる効果があるのです。

ココナッツ・パーム・シュガーのグリセミック指数(GI値)は35
フィリピン食品栄養研究所が行ったヒトでの研究によると、グルコース(ブドウ糖)を100とした時のココナッツ・パーム・シュガーのGI値は35です。
(http://www.fnri.dost.gov.ph/index.php)

低GI値(55以下)の食品としては、果物、野菜、豆類、全粒穀物類、木の実、果糖(フルクトース)、低炭水化物食品などです。
中GI値(56~69)の食品には、全粒粉食品、サツマイモ、砂糖(スクロース)があり、
高GI値(70以上)としては、ジャガイモ、スイカ、精白パン、白米、コーンフレーク、シリアル、グルコースなど精製食品が多いことが特徴です。

ココナッツ・パーム・シュガーはミネラル豊富
ココナッツ・パーム・シュガーは、サトウキビの白砂糖や黒砂糖に比較し、明らかにミネラル分が多いことが特徴です。
そして、GI値は低いにも拘わらず甘味は、サトウキビ由来の砂糖に匹敵します。

 

ココナッツ・
パーム・
シュガー

黒砂糖

白砂糖

GI値

35

――

75

スクロース

89.4

88~91

99.6

窒素

202

10

0

リン

79

3

0

カリウム

1030

65

2.5

カルシウム

8

24

6

マグネシウム

29

7

1

ナトリウム

45

2

1

塩素

470

16

10

硫黄

26

13

2

亜鉛

2

0.2

0.1

マンガン

0.1

0.2

0

2

1.26

0.1

0.23

0

0

ビタミンB1

0.41

0

0

ビタミンC

23.4

0

0

単位:mg/100g
出典:http://bigtreefarms.com/index.php/

また、特記すべきことは黒砂糖を精白した白砂糖は、栄養価が大きく下落します。
一般的に、天然物を化学処理などで精白・精製するとGI値は上昇し、栄養価は低下します。

ココナッツ・パーム・シュガーの有用性
100%天然の甘味料であり、安心・安全、そして次の疾病予防に有益です。

*糖尿病-低GI甘味料のため、血糖値の急激な上昇を抑制
*腫瘍  -血糖値上昇に伴うインスリンの大量分泌は、乳がん、大腸がん、前立腺がん、すい臓がんなどのガン細胞の増殖と関係することが報告されています。
*低血糖症-食後に低血糖症を起こす患者は、急激なインスリン分泌の促進がみられるため。
         低GI食品がこの現象を抑制します。
*心臓・血管病-精製した高GI値食品は心臓疾患の惹起します。
         低GI値食品は、急激なインスリン分泌を抑制することによって、高血圧・中性脂質上昇・HDLコレステロールの低下、血液凝固などを抑制します。
*ダイエット-高GI値食品、特に工業製造食品は、血糖値の上昇が急激そして急激に低下するため、直ぐに食慾が湧き肥満の大きな原因となっている。
         逆に、低GI値食品は血中へのグル―コースの取り込みが緩やかであり、高GI値食品とは反対に作用する。

ココナッツ・パーム・シュガーの一般栄養成分
インドネシア工業省食品研究所で分析されました。
ほんのりとした芳香と上品な甘みが特徴です。

分析項目

値 (100gあたり)

水分

2.13 %

エネルギー

385 kcal

たんぱく質

1.18 g

脂質

0.77 g

炭水化物

93.3 g

総甘味成分
(スクロースとして)

89.4 g

灰分

2.62 g

ナトリウム

110 mg

分析機関  Balai Besal Industri Agro, Bogor
           Ministry of Industry, Indonesia

分析番号   5980a/LHU/Bd/ABICAL.1/VI/2012

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ココヤシのヴァージン・ココナッツ・オイル
インドネシア工業省食品研究所(CABI/BBIA)で確立された100%純粋なココナッツオイル。
エクストラ・ヴァージン・オイル・品質です。

お気軽にお問い合わせ下さい
電話:0263-26-7588  ファックス:0263-26-7518
メール:mk-info@thisismk.co.jp

コメント / トラックバック4件

  1. 杉田健彦 より:

    GI値が35であることを示す文献を教えて頂けませんか?
    本文中のサイト(http://www.fnri.dost.gov.ph/index.php)
    を見ましたが、見つけられませんでしたので。
    よろしくお願いします。

  2. MKラボラトリーズ より:

    杉田様

    返事が遅れたことお詫び申し上げます。
    改めて当該サイトを確認しましたが、ココナッツ・シュガーのGI値は短い情報内に出ておりません。
    某出版物の孫引きでしたので採用いたしました。
    しかし、DOSTの出版している何かに掲載されているものと思います。
    再度、調査することにいたします。

  3. MKラボラトリーズ より:

    杉田 様
    ココナッツシュガーのGI値の件、前回調査した時からサイトが変更されています。
    先ず、こちらを見てください。
    ココナツシュガーのGT値は35となっています。
    第三者機関の分析となっています。
    http://bigtreefarms.com/products/sugar

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