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新しいインドネシア産香辛料
ジャワナガゴショウ (ヒハツ)
ジャワナガゴショウとは
コショウ目、コウショウ科の香辛料であり、キンマ・インドナガゴショウ・コショウなどと同じ仲間。
インドネシアのジャワ島、スマトラ島、タイに自然植生の東南アジアが原産地と推測される。
学名: Piper retrofractum.
和名:ジャワナガゴショウ, ヒハツ、ヒハツモドキ、
英名:Javanese long pepper
インドネシア名:Chabean
つる性の常緑灌木であり、葉は楕円状、先端鋭尖、長さ14㎝程度。
花は花梗上に多数穂状に着生し、花穂長3.6㎝に達する。
果実(花穂)は赤く熟成し、香辛料等に用いられるが、近年機能性が見直され、健康食品として有望。
栽培
インドネシアでは、つるを挿し木にして栽培する。
つる性であるため支柱にそって成長させるのは、他のコショウ科植物同様。
無農薬栽培が可能。
肥料はヤギなどの糞あるいは白雲石(苦味石灰)を与え、化学肥料は一切使用しない。
有機栽培食品。
収穫
9~10カ月後には果実が点きはじめ、約1か月で赤く成熟した果実となる。
乾燥
赤く成熟した果実は水洗後、熱湯で1~3分ブランチングを行い果実内の酵素活性を失活させる。
天日干しによって乾燥させるが、乾季には3~4日、雨季では6~7日を要する。
赤い果実は黒く変化する。
選別
乾燥した果実は厳格に選別し、黒いものだけを使用する。
有用成分
有用成分としてピペリンが辛味の主成分として報告されている。
ピペリンは黒コショウなどにも含まれ、ジャワナガコショウのピペリン含量は黒コショウに比べて少ないが、インドナガコショウ(ヒハツ)より多い。
その他の成分としては、種々のアミド成分が確認されている。
(財)日本食品分析センターの分析によると、有効成分であるピペリン含量は2.9%。
一般のヒハツのピペリン含量1.5~2.0%に比べて非常に高濃度です。
生理作用
インドネシアでは、ジャワナガコショウは古くから黒コショウの代用としてだけでなく、発熱、低血圧、腹痛、かっけ、コレラ、無気力、寄生虫に効果がある伝承薬として使用されている。
更に、インドネシアではジャワナガコショウは, aphrodisiac媚薬として有名であり、雄ラットの交尾回数を増やすことや、男性ホルモンの増加作用が報告されている。
近年、ジャワナガコショウの効果は見直され、水抽出物は蚊の幼虫の成長を抑制することから、天然の殺虫剤としての可能性が指摘されています。
更に乳がん細胞の増殖抑制、神経細胞の賦活作用が報告され、AMPKを介したエネルギー消費・熱産生・褐色脂肪細胞化、すなわち肥満に対して抑制効果が示唆されている。
ジャワナガコショウの使用方法
ジャワナガコショウの主要成分は、インドナガコショウよりピペリン含量が多い食品です。
香辛料としてコーヒー、紅茶、スムージ―など、また熱湯に混ぜて辛味のある飲料として召し上がれます。
また、ステーキやラーメンなど黒コショウの代わる新しい香辛料としてご使用できます。
ジャワナガコショウ粉末の提供
弊社は20年に及ぶインドネシアの熱帯薬用植物を調査する中で、ジャワナガコショウに着目しジャワ島産の有機栽培原料を選びました。
高品質かつ安全・安心の原料を入手し、日本国内の信頼できる工場で殺菌・粉末化しました。
香辛料としてのみならず健康食品としての利用にご提供いたします。
業務用:ジャワナガゴショウ粉末、100メッシュ(95%パス)
1㎏包装
お問い合わせ
(株)プロ‐バル
電話:03‐5817-8455 ファックス:03-6701-7244
メール:r-koshihara@probal.co.jp
あるいは
(株)エムケーラボラトリーズ
電話:0263-26-7588 ファックス:0263-26-7518
メール:mk-info@thisismk.co.jp
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