カテゴリ: M&Kぶろぐ >NF-kB >クロテポキシド >バンガジュツ >バンガジュツの花 >成長記録 >抗腫瘍効果
インドネシア原産
熱帯薬用植物バンガジュツ
芽が出てきました
令和3年のバンガジュツ成長記録
インドネシアの中部ジャワ州から信州松本に移植されて6年経過しました。
昨年11月に採取したバンガジュツの母茎は小さく、肥料が足りないことが推測されました。
よって、新しい腐葉土を入れた植木鉢、3鉢に埋めて室内で越冬させました。
今年の成長を見ていきたい。
5月20日
5月初旬に1本芽が出て2~3葉が伸長し始めた5月中旬に室外へ移動。
強風で最も伸びた葉は折れてしまった。
今朝観察したところ7本の芽を確認したが、食後の観察では10本に増加。
今週は雨が降り、気温も25度に上ったことから成長を開始したようです。
昨年に比べ、気温が低く成長は遅い。
本年の夏は、寒冷化するように思える。
バンガジュツの薬理作用
抗腫瘍効果、抗菌作用、抗酸化作用、抗血小板凝集作用、抗炎症作用, 寄生虫駆除などに関する報告があります。
特にこれらの作用noookuha, 主要成分のクロテポキシド(Crotepoxide)が関与している。
クロテポキシドは、バンガジュツ抽出物の約40%を占めている。
クロテポキシドCrotepoxideの薬理作用
クロテポキシドの核因子kB(Nuclear factor-kB, NF-kB)は転写因子として細胞の普遍的に存在し、その抑制作用がバンガジュツの作用の主要な役割を果たしている。*NF-kB抑制作用
*Tumor necrosis factor (TNF)の活性化
*アポトーシス誘導抗がん剤作用の活性化
*NF-kBが規制する遺伝子産物の発現の抑制
(抗アポトーシス、アポトーシス、炎症、がん細胞増殖、がん細胞浸潤、血管増殖など)
バンガジュツの記事
2021.03.16M&Kpedia: バンガジュツ (Kaempferia rotunda)
2020.11.18バンガジュツの収穫
2020.09.16熱帯薬用植物バンガジュツ:母株を分与します
2020.06.09バンガジュツの花が咲きました
2020.05.25バンガジュツは成長中、2020年5月
2019.04.26ノニとバンガジュツの芽がでてきました
2018.08.04バンガジュツ:Kaempeferia rotunda
2018.05.21熱帯薬用植物バンガジュツの芽が出ました
2018.01.18熱帯植物バンガジュツ:育てて下さい
2017.06.03バンガジュツ(ケンペフェリア・ロツンダ)の花が咲き、根茎も息吹く
2017.06.03ケンペフェリア・ロツンダ(バンガジュツ)の芽が出てきました
2016.06.13ケンペフェリア・ロトゥンダ(バンガジュツ)は生き延びた:新芽が伸張中、6月13日情報
2016.05.18バンガジュツ(ケンペフェリア・ロトゥンダ)が育ちました:総てが越冬
2015.11.03バンガジュツ(ケンペフェリア・ロトゥンダ):信州で育て、株別後順調に生育
2015.10.13バンガジュツ根茎粉末で朝の元気
2015.09.10バンガジュツ(ケンペフェリア・ロトゥンダ):信州で育て株別けを
2015.04.27ケンペフェリア・ロトゥンダ(バンガジュツ)を信州で育てる
2015.04.27ケンペフェリア・ロトゥンダ(バンガジュツ)の故郷を訪問
新着5件
新着5件