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ブアメラの世界、インドネシアのパプアへ
ブアメラは再興、認知度上昇
三年ぶりのパプアへ
4月21日から24日の4日間、三年ぶりにパプアに行って参りました。
ジャカルタへは時折訪問していたのですが、個人的な事情があり訪問できなかったり、直ぐに帰国する必要があり無沙汰していました。
今回は羽田空港からシンガポール経由でジャカルタへ。
ジャカルタからはスラウェシ島のマカサール、次いで日本兵が多数殉職したビアック島へ立ち寄り、パプア島のセンタニ空港へ。
日本を発って約1日の行程。
パプアは日本時間と同じで東経135度付近に立地しています。
スラウェシ島のマカサール空港にて
パプアをゆっくり見学
インドネシアのパプア州の州都はジャヤプラ市。
オランダの植民地時代の名前はホランディアであり、フンボルト湾は良好な港としてオランダの南太平洋の重要な商業基地として発展した経緯があります。
今回は久しぶりに旧友に会い、週末であったことからゆっくりと街を眺めてくる事ができました。
パプア島ジャヤプラ中心地からシンボルの丘を望む
パプア州政府庁舎
パプア州副知事公邸にて
ジャヤプラ市を見下ろせる丘からフンボルト湾を臨む
センタニ湖
ジャヤプラはセンタニ空港が玄関。
日本軍が建設したセンタニ空港は、敗戦後米軍の重要な基地となり今では日本の地方空港以上の航空機が飛び交うようになっています。
センタニ空港は改築され、益々繁栄
空港の直ぐ傍はセンタニ湖、モスグリーンの丘を背にしてセンタニ族が湖水上に家を建て主に魚養殖で業を行っています。
何度も来ているセンタニ湖での魚料理を楽しみ、インドネシア国内で負け知らずのカヌーやカヤック競技の練習風景を見学、対岸のアヤポやカセイに行く船着き場ではセンタニ族の方と日本語でお話を。
センタニ族は前の戦争で日本軍の支援を行い、日本語を爺さんから習い、君が代が歌える人もいます。
センタニ湖とカヌー競技の練習に励む若者たち
カヌーにNAGATAの名前があるが、寄贈されたもの
対岸への乗合ボート
眼を見張る髪型に思わず感嘆
写真を撮らせて頂いた
センタニ湖についてはこちらもどうぞ
2010.09.23インドネシアのパプア島:センタニ湖に行ってきました(3)
2010.09.23インドネシアのパプア島:センタニ湖に行ってきました(2)
2010.09.23インドネシアのパプア島:センタニ湖に行ってきました(1)
パプアに日本人妻が
ブアメラのパートナーは、元国会議員のMr. Simon P. Morin氏。
氏の紹介で友人のMr. Maidepa氏のお宅に伺いました。
フンボルト湾が見渡せる高台にある住宅。
お邪魔すると日本語でご挨拶を頂き、私たち二人は終始日本語で会話。
驚いたことに、Maidepa氏は1965年に秋田大学地質学部に入学し、4年の課程を修了した地質および鉱山学者。
ジャヤプラのクリスチャン大学の教授を長く勤め、今は退官された77歳。
1965年秋田大学地質学部の入学時の写真
Prof. Maidepa氏は後列右から4番目
奥さまは福島県出身の日本人で、氏と結婚しジャヤプラに住み三人の息子さんをもうけ、高校で日本語の先生をされていました。
残念ながら7年前に亡くなられました。
優秀でハンサムなMaidepa氏と恋愛され、40年以上前になると思われ時代にジャヤプラに永住されていたのです。
何と大胆、豪快な美人の日本女性と思わず尊敬の念を隠せませんでした。
10年前にジャヤプラを訪問した時に、高校で日本語熱が非常に高いことを知りましたが、この日本女性の貢献によるものと確信しました。
Prof. Maidepa氏の日本人の奥さま
氏からは著書をいただき、私はブアメラ500VEとノニ茶をお渡し致しました。
日本との橋渡し、引き続き国際協力に今後もご尽力をいただきたと思った次第です。
Prof. Maidepa, Mr. Morinと西垣
Prof. Maidepa氏の著書と謹呈の署名
ブアメラの再興
このような4日間のパプア島ジャヤプラの旅でしたが、この間ブアメラの増産体制、インドネシアのみならず東南アジア諸国連合への販売につても討議してまいりました。
同時に特許取得のブアメラオイル製造をHACCPシステム化することも検討してまいりました。
2005年の研究開発開始後、インドネシア国立UNIPA大学でも研究が継続され、打ち上げ花火的人気から、6万年の経験にもとずく栄養機能食品ブアメラがまさに再興しています。
唯一のブアメラ研究者として、嬉しく思います。
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