垣添忠生講演会に参加
8月1日、九州福岡県のNPO法人「がんを学ぶ青葉の会」設立7周年を記念して、国立がんセンター名誉総長垣添氏の講演があり聴講しました。
垣添戦線の講演テーマは、「がん患者と家族の想い」であり、先生ご自身の奥様を肺がんで亡くしたことに関するもの。
講演内容は、奥様の肺がんが見つかってからの闘病というより「国立がんセンター」の治療内容、その結果抗がん剤による水も飲めなくする処置。
そして、もっとも感動的であるはずの在宅療法は、3日間の死を待つだけのものでした。
奥様を亡くしてからのご自身の苦労話を聞かされ、簡単にうつ病と病気にしてしまう現代医学・医療の現状を知りました。
毎年死亡者は100万人、その内33万人ががんで死亡しています。
肺がんによる死亡は、がん死亡の25~30%と推測され、9万人に上るようです。
垣添先生の講演内容は、9万分の1の話。
その立場から最高の治療と配慮をされたが、抗ガン剤による口内炎、食道炎から水も飲めない状態に。
奥様は、「あなたのためにこの様な治療を甘んじて受けている」と言われたようです。
先生はこの言葉の意味を理解せず、自分のがんセンター医師の立場を重んじ、肺がん治療の最悪の措置を選択されたように、参加者は捉えたようです。
サプリメントのような代替療法は完全に否定され、奥様のQOLに配慮されなかったように想われます。
講演会から、日本のがんの最新医療機関はがん根絶には程遠い状況にあり、外科、化学療法、放射線治療のみを行なっていることがはっきりしました。
がんセンターの医療方法が最善だと考えられているようで、毎年亡くなるその他の患者のことは一切考えておられない、と感じました。
当に、医療官僚の講演会という風に感じたのは、私だけだったのでしょうか。
今回の主催者代表は13年前の胃がんを化学療法による治療を拒絶し、現在も生きながらえておられます。
がん患者と家族、がん克服された方、がんと闘っている方々を励まし、情報交換し、活動されています。
暗に現代最新医療が総てではないことは明白です。
「青葉の会」では、心・食・動・老・行・唱を基本に6つのグループによる活動が行われ、相互の激励を行っています。
代替療法も積極的に活用されているようです。
青葉の会の唱・コーラスグループのコーラス
「国立がんセンター」の活動より「青葉の会」の活動に感銘を受けました。
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