ブアメラ学術会議が開催され参加発表いたしました
第一回ブアメラ学術、情宣会議が5月17日、午後1~5時まで東京日本橋の(株)マイクロン東京本社で開催されました。
主催者は、PET技術による新医薬品開発で業界をリードする(株)マイクロン社で、熱帯薬用植物研究会が後援しました。
こじんまりとした会議ですが、ブアメラという新規のマイクロニュートリエントの第一線の研究者が参加。
国内からは長崎大学薬学部、信州大学医学部、武庫川女子大学薬学部、埼玉医大より。
国外からはブアメラの故郷インドネシアのインドネシア大学、産業省CABI研究所の長崎大学留学生。
デンマークからはノルウェー大学の皮膚科教授、オーストラリアからはブアメラの世界販売戦略専門家。
国内のビジネス関係では、マイクロン社に加えてブアメラの研究販売を食から実行されている善ケミカル社が参加。
M&Kからは西垣顧問が参加し、ブアメラの全体的な特徴と安全性と矢栗試験成績を報告。
さらにブアメラの特徴物質であるβ-クリプトキサンチンの世界的な雑誌に投稿された動物試験および臨床試験研究成果の報告を行なった。
次いで、最新の研究報告からブアメラ中のβ-クリプトキサンチンは肺がん、大腸がん、前立腺がんのみならず、リューマチなどによる関節痛、閉経後の骨粗鬆症に効果があることを示した。
埼玉医大と共同研究するM&Kとマイクロン社の広瀬博士は、人の肺がん、胃がんをブアメラが抑制したとの動物試験成績を発表した。
武庫川女子大学薬学部の研究者は、ブアメラがメラニン産生を綺麗に抑制し、美白効果があることを確認した。
長崎大学薬学部は、世界で初めてブアメラ中の4種類のカロテノイドを分離定量する方法を開発し、本分野でのパイオニア的存在を示した。
なお、長崎大学で開発された本分析技術は、既にインドネシア政府に技術移転され、ブアメラの品質管理に利用されている。
インドネシア大学医学部の Ingrid博士は、インドネシア国立ガンセンターでブアメラの臨床試験を実施することが出来ると提案された。
ノルウェーイ大学皮膚科教授Larsen博士は、スカンジナビアにおける悪性腫瘍メラノーマが近年増加していることを指摘し、ブアメラがメラノーマや脂漏性角化症およびにきび治療への可能性に言及された。
最後にオーストラリアの専門家は、日本人の物の評価は非常に受け身的であり、良いものを積極的に評価できない民族。
この観点から、先ず外国での評価を勝ち取り、逆輸入する方法が日本国内で認知されやすいとの考えが報告された。
このように、β-クリプトキサンチンというまだ日本では馴染みのない、ブアメラに含まれるβ-クリプトキサンチンの栄養補給によるガンなどの予防や治療に多大なる効果が期待されると結論された。
次回のブアメラ会議は、日本を離れて来年(2012年)インドネシアで実施される見通しです。
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